くむのなんとなくきまぐれに。 自由奔放な人の日記。

適当にゲームやってる人のきまぐれ日記です。現在はドラクエ10中心

風来のシレン6、クリア後レビュー

[不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録]


風来のシレン6のダンジョンを
全てクリアしたのでレビューを書きます。

レビューを書く前に
うちの「不思議のダンジョンシリーズ(シレントルネコ)」のプレイ歴を載せると
トルネコの大冒険1(全クリア済)
トルネコの大冒険2(全クリア済)
トルネコの大冒険3(全クリア済)
GBAトルネコの大冒険2(ストーリーまでクリア済)
GBAトルネコの大冒険3(ストーリーまでクリア済)
風来のシレン(ストーリーまでクリア済)
風来のシレン 月影村の怪物PC(ストーリークリアまで遊んだ)
風来のシレン 月影村の怪物 for Android(ストーリークリアまで遊んだ)
風来のシレン2(全クリア済)
風来のシレン3ポータブル(途中まで遊んで放置してる)
風来のシレン4DS(ストーリーまでクリア済)
風来のシレン5DS(ストーリーだけやって終了)
風来のシレン5switch(ストーリーだけやって終了)
風来のシレンandroid(ストーリーだけやって終了)
風来のシレンGB(全クリア済)
風来のシレンGB2(全クリア済)
風来のシレンDS2(ストーリーまでクリア済)
風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!(全クリア済)

こんな感じになります。
作品によってガッツリやるのもあるし、ストーリーだけで終わりにしてるのもある。

これだけ沢山の作品に触れていますが
その身で風来のシレン6の感想を一言で書く
「遊びやすさを追求しつつ原点回帰で初代のように遊べる、期待を裏切らない作品」
ですかね。




※良かったと思う部分

ユーザーインターフェイスがとても親切で分かりやすい。
ここは原点回帰ではなく、大きく進化をしていると思う。

不思議のダンジョンは、攻略本やサイトを片手間にプレイする人も居たのだが
今作はゲーム内で図鑑を用意して、いつでも見られるようにしたり
売値での鑑定もし易く調整されていたり(復活の草とか)
逆に、特定アイテムは価格を一律にして価格で調べられない方向性にしていたり。

図鑑の内容も、HP等のパラメーターの詳細が見れるようになって
説明文もくだらない内容ではなく、敵の情報が分かる内容になっている。

モンスターがどの階層に出現するなどの情報も
己が遭遇することによって登録されていく仕様になっていて
ゲーム内から得られる情報がとても充実している。

アイテムは図鑑を見ずとも、鑑定されているなら詳細が説明文に記載されていて
どのような物なのかの把握が非常にし易い。

もののけ道場」という、公式デバッグみたいな環境下で
図鑑登録されている魔物・アイテム・罠を配置して
実際にどういう挙動になるのかの実験ができる場所まで用意されている。
うちはこれ利用していないんだが、全て実践で経験すればいいと思って・・w
でも、詳しく安全に知りたい人には助かるよね。

投擲物のショートカットは4種類設定可能。
ギタンを整理してもアイテムとして保持し続けられるようになったりも。
ギタンの説明文に「投げても使える」って記載がある点もポイント高い。

配慮の塊のようなUIになっています。

「ライブ探索表示」機能を用いれば、一度に画面外に
ステータス・装備・所持道具などの各種情報が常に見れるようにもなる。

これはシレン5から導入されているものだけど
配信する側でなくとも、この綺麗にまとまった情報は攻略の役にも立つのよね。



それ以外でも、評判の悪かった要素は取り除かれています
ユーザー側が失敗し難いような「仕様の調整」も細かく行われております。
具体的に幾つか書くと

マゼルンは、眠っていても金縛りであっても武器盾を食べるようになった。
マゼルンは事故を無くせるので、マジで良いよね。

腕輪が壊れなくなった。
罠とか敵の特殊攻撃でひび割れて壊れるアレ、マジで不要だった・・。
ランダムで出現する運要素のゲームなのに、破壊される運まで求められたくはない。
そこまでいくと理不尽に直結するので・・。

夜システムが完全撤廃された。
クリア後ダンジョンとして「夜オンリーのダンジョン」を入れるのは
特殊ダンジョン感があるからまだ良いと思うが、それ以外では完全に不要の産物。

偽物道具が撤廃された(聖城の巻物、楽草、腹活の草、合城の壺など)
偽物道具はストレスにしかならなかったし、撤廃で良かったと思う。
文字も小さいから目の悪い人にはつらいし
未鑑定で偽物道具の効果が発動した時のクソ感はマジで面白い要素にはなりえん。

1つ1つのダンジョンが太く短くなって、テンポが良くなった。
特に特殊ダンジョンは、内容は濃いけど
10フロアで終了だったり、20フロア終了が多くなった。
更にユーザーに無駄にマイナスを与えたストレス要素も極力排除している。
罠を使うダンジョンでは、罠を使わずとも経験値確保ができたり
特殊系ダンジョンでも、最低限の武器盾も出てくれる。

高難易度ダンジョンをクリアしないと
超レアな装備が手に入らないということも無くなりました。

「神器」と呼ばれる、通常よりも基本性能の上がった同名武器は登場したけど
神器も普通のダンジョンで普通に出る。
武器も盾も、ガチのレアものは無くなったので、この部分も改善点と思う。




※あまり良くないかもな部分

まず、初心者には少々厳しい難易度になっているのが難点の部分かな。
とはいえ、初心者の人達もYouTubeを観ているとクリアしている人は多いので
クリア出来ないほどではないが。
初心者には難易度が高くなっている要因は2つあって

シレンシリーズは、歩くことで徐々にHPが回復していく仕様になっていて
最近のシレン作品だと
Lvが低い時ほど回復効果が高く、Lvが上がるほど、回復効果が低くなっていました。
中盤以降だと「2歩歩いてHP1回復」とか。

でも、風来のシレン6は、Lvが低い時でも高い回復量で
Lvが上がるほど、更に回復量が高まる仕様になっていて
ダメージを受けても「歩く」ことで、全快までHPを戻しやすくなっています。
「1歩歩くだけでHP4くらい回復」したりね。
あっという間にHPが全快する程度には、HPの自然回復速度が速いのです。
風来のシレン6は、自然回復量を大幅に高めたことによって
HP管理がし易くなりました。
ここまで書くと「難易度高くなっていない」と感じるかもですが

難易度バランスの為に、攻撃力の高いモンスターが低層に出現するようになったり
「全体的に敵側の攻撃力上昇」という調整が行われました。

これが難易度上昇の理由の1つです。

1階から7~8ダメージを繰り出す「オトト兵」が配置されていたり
3階から15前後ダメージを叩き出す「パコレプキン」が配置されていたり。
故に、1階での死亡率や、3階での死亡率が爆発的に上がっております。

敵側の攻撃力アップだと
「マゼルン」が分かり易く目立った強化になっているかなあ。

マゼルンは武器盾の合成に活用できる「旨みあるモンスター」なのだが
火力が高まっているので、不意に遭遇するとピンチに陥ることも多くなった。
合成チャレンジしてらんない!ってなって、止む無く倒したり
危ないから後で安全に合成しようってことで
一時しのぎを使って飛ばしたりする機会が明らかに増えた。

もう一つは、脱出の巻物・合成の壺・マゼルンが
始めは封じられていて、これらが解禁されるまでに結構遊ばないといけない点。

特に「脱出の巻物」
強くした装備や手に入れた消耗品を失わずに村に帰還する為のアイテム。
これを繰り返して、準備をガッツリ整えることで
ストーリーダンジョンのクリア率を上げることが、従来では出来たのだが
風来のシレン6では、脱出の巻物が封じられているので
ある程度長く遊んでクリアしていかないと、ダンジョンに出ないし、村にも出ない。

一応、死んだ時に、装備品を回収して高額で売り付けてくるNPCは居るし
「倉庫の壺」という、アイテムを村に届けてくれるアイテムや
ダンジョン内にも1つだけアイテムを届けてくれるNPCが出現したりはするので
辛うじて、準備を整えられはするが
それでも脱出の巻物がない分、初心者には難易度が高くなる理由にはなるなあと。


あとは、遊んでいて感じたのは
落ちているアイテムをガンガン雑草に変えていく「畠荒らし種」を出しすぎ。
アイテムを燃やす忍者も出しすぎ。
これによって、まともにアイテムが拾えない階層が幾つか出てくるので
その分、難易度も上がる結果になっている。




※まとめ
合う・合わないはどうしてもあるので、100%楽しめる!とは言えませんが
うちは滅茶苦茶楽しめました。
これだよこれ!って感じ。
久々に求めていた風来のシレンに出会えました。
開発側も、相当考えたんだろうなあってのが伝わる。

初心者でも、ゲーム性が肌に合うなら問題なく楽しめます。
シレン6だけど、物語的には繋がりはあれども話はほぼ繋がっていないので
問題なく6から始めても大丈夫。

風来のシレンシリーズは、不思議のダンジョンシリーズ作品であり
ジャンルはローグライクRPGとなっておりますが
ローグライクRPGは、何度も挑戦して死ぬことで覚えていく作品です。
中の人の
「モンスターに対する知識」
「アイテムに関する知識」
「罠に対する知識」
「立ち回り方に関する基礎知識」
「それら知識の上での応用力」

これら知識を得ていって応用できるようになっていくことが最も大事。
何度も挑戦して、経験をして覚えていくことで
やがて、素潜りでもクリア出来るようになります。

なので、運要素もある作品だけど
実は知識と応用力が高いと、何だかんだで踏破できてしまえることも多いです。
大事なのは「運が悪い」「運要素すぎる」と思うのは良いが
そこで済ませちゃうのではなく
「どうしたら打開できるのか・出来たのか」を考えることかなあと思っています。


それを知っているだけで、このクリア率よ。
もっと不思議のダンジョンの「とぐろ島の神髄」を1発クリアも出来ております。
油断すると、簡単に死ぬので
「油断せず常に冷静に、時間を掛けて考える」ことも大事ですね。


覚えるのが大変そうって思う人も居るかもですが
RPGでも、薬草がHP回復アイテムで、聖水はMP回復
メラは単体攻撃呪文で、ギラはグループ範囲攻撃
ファイラは火属性魔法で、単体だと高火力、全体でも使用できるけど威力が下がる
みたいな感じで、ゲームやれば「勝手に覚えていく」あれと同じですw
スーって入っていくので、大丈夫。

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