[レトロゲーム]
スーパーファミコンの「ルドラの秘宝」を買いました。
４８００円と、お値段お高め。
スクウェアが出したRPG作品で
１９９６年に発売しているのでスーファミ末期の作品です。
この時期だと、バハムートラグーンの方が有名かな。
物語は、４０００年周期でもっとも繁栄している種族が滅亡し
新たな種族の台頭が繰り返されてきた世界が舞台で
今は人間族が?栄している時代なのだが
滅亡するまで、あと１６日しかないという状況から始まるお話。
３人（４人）のシナリオが独立している主人公達を操作して楽しむ作品です。
２D作品になりますが、先日紹介したアクタリオンと比べると
グラフィックの差は語るまでもない・・ｗ
ルドラの秘宝はとても綺麗です。
戦闘中は、こちら側はかなり細かく動くし、敵も常時動いています。
静止画ではないので、これも良いポイントですな。
BGMは笹井隆司氏が作っていて、全体的にとても良いです。
フィールド曲も戦闘曲も全体的に良曲が多いのと
戦闘曲は特に、激しい曲調がもりもりに盛り込まれているので好きな人は好物かもねえ。
一番の特徴は「ことだま」の「さくせい」かなと思います。
ことだま（言霊）は、この作品の呪文・魔法のような存在になるんですが
この作品では、自由に魔法を作ることができます。
名前を入力するだけで色々な魔法が作れるという認識でOK。
自由に作れるだけでなく、ドラクエやFF、女神転生系の魔法の名前を入れると
それとほぼ同じ効果か、近い効果の言霊が作れるというｗ
例えば、こんな感じで「ベホマラー」と入力すると
複数回復の効果の言霊になったりする。
「テレポ」って入力したら、ちゃんと脱出効果の言霊になるし
「メガンテ」って入力したら、敵全体大ダメージ＋自身は死亡効果になるし
「メガザル」って入力したら、己の命と引き換えに全体回復効果になる。
この作品は当時はスクウェアです。
テレポは分かるけど、メガンテ等はエニックスです。緩い時代。
言霊作って楽しむのは醍醐味の一つみたいなRPGです。
勿論、それ以外の部分でも完成度の高いRPGですが。
うちは当時、存在は知っていたし、借りて少し遊んだこともあったのよねえ。
クリアまでは遊ばずでしたが。
名作ではあるのだが、発売時期が遅かったのもあって
バハムートラグーンやライブアライブほどの認知はなかったかもですね。
故に、今はこの作品、ちょっとお値段高いです。
裸ソフト＋説明書付きで箱なしの状態でも５０００円近いですからね。
完品だと１．５万以上しますな（´・ω・`）
WiiUで配信されていたので、当時買っていた人なら安く遊べたと思います。
ルドラの秘宝は、アクタリオンと同じで
複数のパーティーを同時プレイで進めていくことができる作品ですが
アクタリオンは、このシステムを使って失敗したのに対して
ルドラの秘宝は成功したパターンになりますな。
アクタリオンは片方のパーティーが優遇され過ぎてて、もう片方が超冷遇状態だった。
ルドラの秘宝は、全パーティーの主人公達がちゃんと「主役」として活躍している。
アクタリオンの冷遇側のパーティーは何というか、扱いが雑すぎたからなあ。
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