くむのなんとなくきまぐれに。 自由奔放な人の日記。

適当にゲームやってる人のきまぐれ日記です。現在はドラクエ10中心

エニックスの逆鱗に触れたドラクエ3の攻略本を手に入れたお話

[どらくえ3 謎の魔王をやっつけろ]


ドラゴンクエストⅢ ㋪公式ガイド」がタイトルで
サブタイが「どらくえ3 謎の魔王をやっつけろ」になるのかな。
ドラクエ3の入手困難なレア攻略本をゲットしました。


この攻略本は、1988年7月に冬樹社より出版されたドラクエ3の攻略本で、価格は450円。
プレミア化している本で、今は5000円くらいになっていますね。
安く手に入れば美味しい感じ。
この攻略本、非公式の攻略本でして、㋪のヒは、非公式のヒという意味らしいw
ただ、非公式といっても
同人誌ではなく、ISBNコード付きの書籍なので、本屋でも購入できるちゃんとした本です。


この攻略本、普通の攻略本とは明らかに様子が違ってまして
小説というか、文字と絵で表現された旅日記(プレイ日記)的な感じになっていて
各地方のモデルとなった現実の地名や歴史などの解説をしているという、謎の力の入れようw
非公式なので、ゲーム画面を掲載できないからか
ゲーム画面の写真は1枚も掲載されていないです。適当に描かれた絵だけ。w
その絵も、各地方のモデルになった場所の絵になっていて
例えばピラミッドはエジプト関連、ロマリアはローマ帝国みたいな感じの絵になっています。

いくらゲーム画面掲載できないからって適当すぎる^-^


そもそも攻略本として出ているのに、旅日記的な小説チックな作りってのも笑えるよね・・w
面白いのが、ドラクエ3を遊んだことある人なら
何となく読んでいるだけで把握できるところかなあ・・^p^

ピラミッドの攻略の内容とか。
読むと、遊んだことがあるなら言いたいことよく分かるよねこれ。
確かに、ピラミッドでは人食い箱やミミックが多い。
インパスを使え!は分かるのだが、攻略本にしちゃ内容がペラペラであるw


絵は何回見ても笑える。
パーティー御一行様からドラクエ感が全くないw
ただ、何となく、勇者・魔法使い・戦士・僧侶のパーティーなんだなってのは把握できる。
僧侶は完全にシスターである。


幽霊船。
ドラクエ3の攻略本なのに、ファイナルファンタジーの話が出てくるw
この時期はまだ別会社の作品だったのだけどね・・。
幽霊船の見つけ方はまだ辛うじて分からなくもないが、幽霊船内の攻略は皆無である。
乗り込んだ人の感想と、手に入れたアイテムに関してのツッコミが書いてあるだけであるw

バラモスの絵には笑うわ
ゲッターの恐竜帝国の登場人物かな()


まあ、この攻略本、読み物として読む分には
プレイ日記旅日記としては、そこそこ面白いと思う。
攻略本としてはまるで役に立たないし、ドラクエ3に対しての愛も微塵も感じられないが。
ほんと何というか、一般人がドラクエ3を遊んで
そこで感じたこととかを適当に載せながら、モデルになっている地方話も書いたって感じ。
これが同人誌でなく、出版社から出ているってのがギャグとしか。w


この攻略本、エニックスをかなり怒らせてしまって、出版停止になった経緯があるんですが
理由は1つ、いや2つかな。

当時、ドラクエ3の攻略本は
バラモス以降の情報は載せてはいけないということになっていたのだが
この攻略本、アレフガルドの情報載せちゃってるんだよね。
ドラクエ1の世界に行けるという情報自体を出しちゃいけないことになってたのに
この攻略本は、その情報出しちゃったのよなあ。
おまけに、大魔王ゾーマまでの内容掲載しちゃってるんですよね。だめなやつ。

更に、本の最後のこれだな。
「嗚呼!疲れた。」は、なかなかに酷いw



この本を出した3年後くらいに、冬樹社は潰れました。

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