[ワールド オブ ファイナルファンタジー]
Vitaの「ワールド オブ ファイナルファンタジー」を少し遊んでみました。
この作品、ファイナルファンタジーなのに
あまり知られていないというか、外伝作品だとしても存在感薄いんですよね。
今回、触れてみて感じたことは
デフォルメされた愛らしいキャラやモンスターも多いし
好きなモンスターを捕まえて仲間にできて、育成もできるし
戦闘も遊んでみた感じ、結構「ノセノセ」の要素を駆使して
どうやって攻略するべきかを考えたりもできるので、作り込まれていると感じるし
存在感は薄いけど、そこまで悪い作品というわけでもないと思う。
気になった部分は、全体的に子供向けっぽさが出ているんだよね。
ノセノセ要素だったり、デフォルメだったり。表現の部分でもだけど。
大人が子供に向けて意識して作品を作ると
幼稚な内容になりがちで、子供にも見向きされない作品になってしまって
失敗し易いんだけども、この作品からはそれを感じる。
あと、シナリオ中「つまらなくてテンポの悪いギャグが多い」のはなあと。
ギャグをてんこ盛りに入れる行為も
作る側は楽しいのかもだが、遊ぶ側はただ白けるだけでつまらないの一言。
これらの要素があるから存在感薄くて失敗感の強いFFになってしまっている
・・のかもしれない。
この作品では、戦闘中にモンスターを捕まえることができるのだが
戦闘でモンスターを捕まえられる点はポケットモンスターを思い出すが
モンスター捕獲して自分の仲間にするってのは
他の作品にも沢山ある要素ではあるし
捕まえて好きなモンスターを育成できるのは、育成好きなら◎よね。
レベルを上げるとSPが貰えるので、SPを振って
新しい魔法や、パラメーター強化だったり、進化もできるようである。
モンスターは戦闘に参加させることができるのだが
2人の主人公の「頭に乗せる」ことで、戦闘に参加させることが可能になります。
主人公の頭に乗せる要素は「ノセノセ」と呼ばれていて
主人公は戦闘に強制参加するのですが
その主人公の下か上に「空白の枠」が用意されており
そこにモンスターを登録することで乗せる(戦闘参加)ことができます。
ノセノセすると、HPやパラメーターが「合算」されて
単純に1ユニットしての能力が高まって強くなります。
魔法もモンスターが習得しているものをそのまま使うことが可能になる。
弱点も引き継いでしまうので
特にボス戦では弱点にも注意しながらノセノセを考える必要がある感じ。
ちなみに、戦闘以外であれば
通常の姿と、デフォルメの姿はいつでも切り替えが可能。
何故通常の姿とデフォルメの姿が用意されているのかは知らんw
こういうデフォルメ部分は子供向けを感じさせてしまう。
ノセノセは「下がL、真ん中がM、上がS」のサイズで載せるのが必須になっていて
デフォルメだと主人公は「Mサイズ」
通常の姿だと、主人公は「Lサイズ」なので
Lサイズのモンスターを戦闘に参加させたいなら、デフォルメで戦闘!
みたいな感じに、組み合わせを考える感じ。
ファイアを覚えているモンスター2体がノセノセすると
ファイラが使用できるようになる強化要素もあるので
ノセノセの組み合わせを考えるのはとても重要である。
この育成とノセノセを考えている時は、結構楽しいかなと感じます。
戦闘はアクティブタイムバトルになるので、FF4・5・6辺りの戦闘に近いです。
基本「2人」で戦うことになりますが
バラバラを選択したり、敵からの攻撃でぐらついてバラバラになった時だけ
最大「6人」バトルになります。
ただ、崩れると能力値が大幅に落ちるので、基本的にはノセノセ状態の2人です。
アイテムを使う時は、バラバラの方が能力もアイテム故に落ちないので
アリかなって思うくらい。
それにしても、やはり意識して子供向けに作った感を凄く感じます。
「ノセノセ」という表現もだけど
弱点=なきどころ!
強耐性=あれ!
だったり、クリティカルやミスした時とかも何かゆるい文字がねえ・・。
イベント中でもスタートボタンを押すと「ポーズ」が掛かるところは良いんだが
ひらがなで「ひとやすみ」は・・うーむw
簡単にまとめると
ストーリーがどうにも集中できないレベルで白けるギャグが多いし・・
ギャグ要素はマジで要らない。
デフォルメキャラとか、ノセノセとか、これを宣伝されたら
大人からすると「幼稚さ」を感じて、手に取り難くなる人も結構居そうだし。
そら大して売れなくなるだろうし
FFの名を借りているのに存在感がない・空気にもなるよなあって。
何か勿体無い作品って感じです。
戦闘や育成面だったり、良い部分もあるのだけども。勿体無いなあ
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