くむのなんとなくきまぐれに。 自由奔放な人の日記。

適当にゲームやってる人のきまぐれ日記です。現在はドラクエ10中心


サンドボックスの特徴を持ったドラクエ
プレイヤーは、物作りのビルダーとして
サンドボックスゲームのマインクラフトのように
フィールド上にある「土」や「石」や「モンスター」を狩って
目に映るあらゆる物を素材をして入手をし
手に入れた素材を使って、アイテムを作ったり
建物を創造し、町を作ったりしながら、町の人々と協力し合って
荒廃したアレフガルドを復活させていくRPG
物作りをしながらも、ストーリーもメインとなっているのが特徴のゲーム。
それがドラゴンクエストビルダーズという、ブロックメイクRPGです。

ゲーム内容紹介


ストーリーを軽くまとめると
ドラゴンクエスト1にて、竜王からの問いとして有名である
「もし わしの みかたになれば 世界の半分を やろう」に対して
勇者が「はい」と答えてしまった、未来の世界が舞台になっています。
竜王の闇の力によって、闇に覆われ、荒廃してしまったアレフガルドにて
精霊ルビスの加護を受けたプレイヤー(主人公)が
失われたビルダー(物作り)の力を使って
アレフガルドの各地に光を取り戻し、世界を闇に陥れた竜王を倒す。
という内容になっています。


章ごとに分かれたストーリーとなっており
1章:始まりの大地メルキド
2章:病魔に侵されし大地リムルダール
3章:灼熱の大地マイラ
終章の、全4章構成となっております。


ゲームの基本は、3つです。
「素材を集める」
「アイテムを作る」
「家を建てる」
この3つで、ビルダーズのゲームは成り立っています。

「素材を集める」
ビルダーズの世界では、キャラクターとモンスター以外は
全てがブロックで構成されている世界。
素材は、ブロックを攻撃することで得ることができる。
目に映る全てがブロックで構成されているので
素材が目の前に山ほどあるということにもなりますね。


ブロックには「硬さ」があって、土ブロックだと素手でも取れますが
岩や鉱石など、硬い物になればなるほど
強力な武器を使って破壊することが求められるようになってます。


モンスターを倒した場合も、素材を得ることができます。
モンスターからしか得ることのできない素材も多いので
強い武器を手に入れて、戦う必要が出てきます。
ちなみに、ビルダーズでは「レベル」の概念がないので
モンスターを倒しても、素材は得られても
経験値を貯めてレベルを上げることはできません。

「アイテムを作る」
手に入れた素材を使って、回復アイテムや、周りを照らすたいまつ
家作りに役立つ頑丈なブロック、家具、武器や防具等が作れます。
手に入れた素材は、そのまま使える物も少なくないですが
手に入れた素材に手を加えることで
より素晴らしいアイテムとして、使うことが出来るようになります。


おおきづち」を作れば、石を壊して採取できる武器として使え
「やくそう」を作れば、HP30回復のアイテムをして使える。
キノコを焼いて「焼きキノコ」を作れば、満腹度回復として使える。


「家を建てる」
手に入れた土や、作ったブロック等を駆使して家を建てる。
家の条件は、以下の3つ。
1:2マスの高さのブロックを積み上げて、囲む。
2:たいまつ等の照明を1個以上設置する。
3:出入り口に、扉を1つ以上設置する。
これらの条件を満たすことで、家の条件を満たしたことになります。
更にここから、ベッドを設置することで寝泊まりが可能となったり
様々な機能を持った家を作ることもできます。
基本は1〜3を覚えておけば、家を作ること自体は難しくありません。

ストーリーを進めていると
NPCキャラクターから「設計図」を貰うこともあります。
設計図は、地面に設置することで、専用の建物の作り方を教えて貰えるので
手軽に建物を作ることができるアイテムとなっております。
設計図は何度でも使えるアイテムなので
家作りが苦手な人は、設計図を利用して家を創造すると良いでしょう。


ストーリーを進めていくと竜王軍バトル」が始まります。
竜王軍バトルを一言でいうと
町に敵が襲撃してくるストーリーイベントです。
モンスターが町を壊しながら襲ってくるので
町人と共に、モンスターを倒して町を守るのが目的になりますね。
万が一、負けた場合は「戦闘開始前の状態に戻る」ので
負けることを恐れずに戦うことができます。


基本は、素材を集める・アイテムを作る・家を建てるを行いつつ
町の人々からの依頼を受け、竜王軍バトルをクリアしていくことで
ストーリーが進んでいくという流れになっています。


章のストーリーを最後まで進めると、最後にボス戦があります。
ボスはギミックの塊となっていて
ギミックを解読しないと、ボスにダメージを与えることができません。
ボスにダメージを与える方法を考えながら
町を破壊されないように守りつつ、戦っていく。
それがビルダーズのボス戦となってますね。


ボスを倒せば、光を取り戻して章は終了となります。

章のクリア時に「リザルト画面」に移行し、プレイの評価画面となります。
クリアに掛かった日数や、死亡回数などの詳しい情報や
「チャレンジ情報」という項目も表示。
チャレンジ情報というのは、各章に設定されている
『隠しのやり込み要素』になってまして
チャレンジ条件の全てをクリアすることで、トロフィーが貰えます。


チャレンジ条件は、章のクリア後でも
セーブデータをロードすることで、後からでもクリアができます。
ただし、「OO日以内にクリアする」系のチャレンジに関しては
1からデータを作り直して、条件をクリアする必要があります。

リザルト画面が終わると、メインメニューに戻って
次の章が解禁されて、プレイすることができるようになります。


次の章では、全く別の大地でのスタートとなるのと
毎回、章の開始直後は
ステータスも所持品もリセットされた中での1からのスタートとなります。
この繰り返しで、最後の章までプレイしていくという流れになります。

主な操作方法

左スティック:歩行
右スティック:カメラ操作
十字キーの上下:装備武器の選択
十字キーの左右:アイテムの選択
○ボタン:メニュー画面を出す
×ボタン:ジャンプ
□ボタン:攻撃
△ボタン:選択しているアイテムを置く・消耗品を使う
OPTIONSボタン:マップ展開
L1ボタン:上を向く
R1ボタン:下を向く
L1ボタン+△ボタン:上にアイテム(ブロック等)を置く
R2ボタン+△ボタン:下にアイテム(ブロック等)を置く


左スティックで歩いて、□ボタンで攻撃を行い、△ボタンで回復をする
基本は、この3点を覚えておけば
対モンスターとの戦闘は大丈夫かと思いますが
ブロックの設置等に関しては、慣れるまで少し時間が掛かるかも。
若干、操作関連が複雑なので、覚える必要があるのは覚悟した方がいい。

遊んだ感想


のんびり釣りを楽しんだり。

アクションゲームのように戦闘をガッツリと楽しんだり。



何時間もかけて街作りに集中したり。


ビルダーとしての遊びが「とにかく楽しい」というのが率直な感想。
ストーリーも、ドラクエらしいお使いのノリで進んでいくし
画面右上に表示されてる「コンパス」にて
常に、次の目的地への表示がされているので、基本は迷うこともないし。
明確にストーリーとしての目的が与えられているので
攻略をしていきやすく、迷ったり悩んだりすることがあまりないので
集中が途切れることなく、ゲームに熱中できるシステムになっている。


そして、物作りが好きなら、街作りでも熱中できるので
結果、時間を忘れてプレイを続けてしまうという結果に。
発売前は「マインクラフトのパクリ」なんて言葉も流れたが
上手いこと、ドラクエらしさを残しつつも
素晴らしいサンドボックスを作り上げたなというのが感想です。


ただ、マイナスな点も幾つかあって
1:的確にブロックを設置するのが若干難しい
2:マルチプレイができない
3:高低差の制約が若干厳しい
4:街の範囲が狭すぎる
5:章をクリアする度に、1からのやり直しになってしまう
この5点が、個人的にはマイナスな点と感じる。

ブロック等の設置にて、適当に設置すると
ちょっとズレて設置されてしまうことが多いのよね。
若干、ブロックが設置しにくい操作性になっていたので
この点がちょっと気になったかなと。
プレイ中、何度も必要ないところにブロックを設置してしまって
破壊を行うことが多かったです。


マインクラフトやテラリア等の、他のサンドボックス系作品は
マルチプレイで複数人で同時に遊べるようになっていますが
ビルダーズがそれができません。
マルチプレイができるだけでも、ゲームの面白さは何倍も上がるので
シングルプレイオンリーである点は、勿体無いなと感じた。


高低差の制約ってのは
地面をあまり深く掘れないのと、高さの方も制限があって
あまり高いところに建物を作れないし
地下深くまで掘って、地底都市を作ったりもできないところは残念。
良く言えば、サンドボックス初心者には
高低差の制約のお陰で、コンパクトに纏まっているとも言えるので
遊び易いとは言えるかもしれない。


町範囲が狭いに関しては
始めから、街の範囲が決められてて、街の範囲の外に建物を建てても
街として認識してくれないのです。
ゲーム内の自由度をもう少し広げて
家判定の建物を、特定の範囲に3〜4つ作ったら
街判定化するようなシステム(町範囲拡張)があれば良かったなと。

章をクリアする度に、1からのやり直しになってしまうのは
自分にとっては、一番きつい仕様だったかと思う。
じっくり遊んで、街を作って装備品を作って育てて頑張ったものが
次の章に行くことで、全てが1からのリセットとなってしまうので
燃え尽きてしまい、続ける気力がなかなか持てなかったのです。


章として分かれていてもいいが
2章、3章と進んでも、リセットされない仕様であれば
個人的には良かったなと思っています。

これは、個人的に書いておきたかったことになるんですが
昼は比較的安全に、フィールド上にて素材を集めることができるのだが
「夜は危険」であることを表現する為に、お邪魔モンスターとして
ゴースト、メトロゴースト、ヘルゴーストが出現します。


このゴースト系モンスターが
本当に「ウザい!」と言いたくなるほど、厄介なお邪魔モンスターで
ゴーストは、どこからともなく出現し
高速スピードでプレイヤーに近づいてきて、攻撃を仕掛けてきます。
逃げても追いかけてくる上に、テレポートまで使うので逃げきれない。
酷い時は、町の中にワープしてくることも。
メトロゴーストになると「ギラ」を使うようになります。うーんウザい!
ヘルゴーストになると、ギラだけでなくラリホーマで使う。ウザい!!
ビルダーズをプレイした人は、ゴーストがとっても嫌いになるでしょう。


とまあ、とても嫌らしいモンスターですが
夜は危険であることを表現するという点に関しては
非常によく出来たモンスターだと思いました。
感情的には嫌いなモンスターですが、ゲームシステムとしては良調整。

まとめ


ドラゴンクエストの空気感を上手く再現し、生かしながら
サンドボックスとして完成された良作と思います。
ドラゴンクエスト1の世界観なので
当時のプレイヤーには懐かしい要素が多いのも◎


自分の力で街そのものを作るという感覚が
楽しそうと感じるのであれば「買い」だと思います。
マインクラフトのような物作りが好きな人なら
時間を忘れてプレイができる作品です。
物作りが面倒臭いと感じるのであれば、あまりオススメはできない。
体験版が配信されているので
少しでも興味があるなら、まずは体験版をプレイしてみるといいでしょう。
気に入ったら買って楽しめばいいのだから。


個人的には
章が終わる度に「1からのやり直し」になってしまう点だけは
自分にとっては大きなマイナス点だった。
これがなければ、もっとハマっていたと思うだけに、惜しい。
ただし、章で分かれてて良かったという人もいるので
一概に悪い要素とは言い切れないのも事実だが。


次回作が出るなら、1からのやり直しになる点の改善と
マルチプレイが可能になれば、更に良い作品になるのではと感じています。

よかったらで良いので1押ししてくれると嬉しいです(*´ω`)
いつもありがとうございます!